静電気が連続伝票に与える影響

寒くなってきました。

日常生活を送っている中でも突然パチッと静電気に襲われることが増えてきていると思います。

連続伝票印刷において静電気はいくつかの影響を与えます。

まず、静電気は印刷機の動作に不安定さをもたらす可能性があります。

印刷素材や用紙が静電気を帯びると、問題が発生する可能性があります。

連続伝票はその性質上、用紙が詰まる可能性は極めて低いのですが、複写の連続伝票の場合プリンターにピッタリと張り付くこともありローラー部分をはじめプリンターに負荷をかけることにつながります。

また印字するポイントがズレてしまい伝票として利用できないことも考えられます。

さらに、静電気は印刷物の取り扱いにおいても問題を引き起こすことがあります。帯電した印刷物は他の物質に引き寄せられやすく、取り扱い時に紙がくっついたり、束ねたりする際に作業効率を低下させる可能性があります。

静電気の影響を軽減するためには、湿度を調整することで静電気の発生を抑えることが最も効果的です。

 

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